鶏肉はお肉の中でも安く手に入るので家計にとても助かります。
むね肉は鶏肉の中でも安い部位で、脂身も少なくさっぱり食べられるのでヘルシーでいいですよね!
最近は塩麹ブームもあって漬け込んで柔らかくしたり、サラダチキンという商品もヒットしているようです。
私も、なんてコスパいいの・・・!と月末の救世主として頼りにすることも多いです。
そこで今回はそんな鶏むね肉をメインに使った、しっとり鶏むね肉がジューシーな棒棒鶏(バンバンジー)のレシピのご紹介です!
鶏むね肉を蒸して作るのですが、ここで難しいのがパサパサした触感になってしまうこと。
子供のころ実家で出された鶏むね肉の料理はパサパサしていて食べにくくて、ほかの部位は好きなのにむね肉だけ苦手だったことがありました。
大人になって美味しく食べる方法もあると知ってからはどんどん食べられるようになったんですよ。
この鶏むね肉パサパサ問題、解決するヒントもレシピの中でご紹介しますのでぜひ読んでみてくださいね。
材料(2人分)
- 鶏むね肉・・・1枚
- きゅうり・・・1本
- トマト・・・1/2個
- しょうがの薄切り・・・2枚
- ねぎ・・・1/3本
- 白練りごま・・・大さじ3
- ★砂糖・・・大さじ1
- ★酢・・・大さじ1
- ★しょうゆ・・・大さじ2
- 塩・・・小さじ1/4
- みりん・・・大さじ2
作り方
- きゅうりはへたを切って縦半分に切り、細長い乱切りにします
- トマトはへたを取り、横に幅7~8cmに切ります。
- ねぎは長さを4等分に切ります。
- 鶏肉はまな板に縦に置き、真ん中あたりに包丁を寝かせて入れます。音に向かって少しずつ切れ目を入れ、そぐように身を開きます。鶏肉を180度回転させて、反対側も同様に身を開きます。
- フライパンに鶏肉を入れ、塩を振って、みりんを回しかけます。鶏肉の厚みの半分くらいの高さまで水を注ぎ、空いたところにしょうがとねぎを入れてふたをします。
- フライパンを中火にかけ、煮立ったら弱火にして5~6分蒸し茹でにして火を止めます。
- 皿に鶏肉、ねぎ、しょうがを取り出し、蒸し汁をかけ、ぴったりとラップをかけて粗熱が取れるまで置きます。
- 鶏肉を冷ましている間に、ごまだれを作ります。ボールに練りごまを入れ、滑らかになるまで練り混ぜてから、★を順に加えて混ぜます。さらに鶏の蒸し汁大さじ1を混ぜ合わせます。
- 鶏肉の汁気をきり、まな板にのせます。まな板をしっかり押さえて固定し、端の部分が少し割れるくらいまで、鶏肉を木べらの縁でまんべんなく強くたたきます。鶏肉を縦半分に切り、さらに端から厚さ1cmのそぎ切りにします。
- きゅうりとトマトを器に盛り、鶏肉をのせてごまだれをかけます。
鶏肉は蒸し汁に浸した状態で冷ますと表面が乾かず、しっとりとした食感に仕上がりますよ。
ワンポイント
鶏肉をしっとり柔らかい食感に仕上げるために、少ない水分で蒸し茹でにします。
こうするとうまみが逃げず、フライパンの中に上がる蒸気でむらなく火も通ります。
このままでもしっとりおいしいのですが、ゆでた鶏肉をたたくことで肉の繊維を断ち切り、口当たりをよくします。
棒棒鶏の名前の通りですね。
棒棒鶏はもともと四川料理の一つです。
四川料理といえば、麻婆豆腐に代表される辛い料理が定番のイメージですね。
本場では棒棒鶏もやはり辛い料理らしく、ラー油を使った辛いたれに漬けた冷菜なんだそうです。
たれにごまを使うことはあるようですが、やはり辛い。。。
私たちが知っている辛くないごまだれの棒棒鶏は日本でアレンジされたもののようですね。
四川では生の野菜を食べる文化がないようなので鶏とねぎの料理というのも違いますね。
まとめ
今回はしっとり鶏むね肉がジューシーな棒棒鶏をご紹介しましたがいかがでしたか?
本場四川のレシピとは違いますが、日本アレンジの辛くない棒棒鶏もおいしいですよね。
このレシピを参考にぜひチャレンジしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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