東寺というのは、京都府京都市南区にある真言宗のお寺で、真言宗の根本道場であり総本山であるという位置づけになっています。
もともとは平安京がつくられた時、都の正門である羅城門の東西に置かれたお寺の一つなので「東寺」と言います。
京都には紅葉が美しい場所が多くありますが、東寺もまた京都の紅葉の観光名所の一つで、特に五重塔と紅葉の組み合わせは撮影スポットとして人気です。
そこで今回は、東寺の2019年紅葉見頃の時期、混雑は?ライトアップは三脚OK?アクセスもまとめていきます。
東寺2019紅葉見頃の時期は?
東寺の紅葉時期は、11月中旬から12月上旬にピークを迎えます。
東寺2019紅葉の混雑状況は?
他の紅葉名所と同様、天気が良い日や週末は混雑が激しくなります。
しかし東寺の場合もう1つ、混雑する要因となるものがあります。
それは五重塔の拝観ができるかどうかという点です。
東寺の五重塔は、年に何度か中を特別に見ることができる日があります。
混雑する日には入場まで数十分の待ち時間が発生することも少なくありません。
もしこれらの日に観光に行く予定を組むのであれば、開始時間よりもなるべく早く東寺に行くことをおすすめします。
会期 2019年10月26日(土)〜12月8日(日)会期中無休
拝観時間 午前8時〜午後5時(拝観受付は午後4時30分まで)
拝観料 大人:800円、高校生:700円、中学生以下:500円
混雑を回避する方法としては、
- 平日に行く
- 終了時間間際に行く
のがおすすめです。
東寺2019紅葉のライトアップは?
平安最古のお寺・東寺でも、境内のライトアップと金堂・講堂の夜間特別拝観が行われます。
ただし拝観の受付は21時までとなっているので、ライトアップに行くことを予定している方は遅れないように行きましょう。
東寺は伽藍が広いので、可能ならば早めに行ったほうがゆっくり見られておすすめです。
<夜の特別公開 紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観>会期 2019年10月26日(土)〜12月8日(日)会期中無休
拝観時間 午後6時30分~午後9時30分(受付は午後9時まで)
拝観料 1000円
東寺2019紅葉のときに三脚を使って写真撮影はできる?
京都の主要な観光地(特にお寺の境内)では、ほぼどこへ行っても三脚の使用が禁止されています。
これは長時間狭い通路を占領する人がいたり、三脚の足が立ち入り禁止エリアに踏み込んで苔を荒らしたりといったトラブルが頻発したことが原因の一つとなっています。
東寺では今のところ、ライトアップ含めて三脚の使用が禁止されていないようです!
数少ない三脚を使えるスポットなのでカメラマンも多く集まるかもしれませんが。。。
写真撮影をしに行く方は逃せない情報ですね!
東寺2019紅葉のアクセスは?
東寺は京都駅からも近く、車でのアクセスも比較的便利なところにあります。
東寺はICからも比較的近いですが、紅葉のライトアップなどが行われる時期は京都市内が非常に混雑します。
東寺は京都の中心地から少しずれるものの、やはり混雑の影響は避けられないかもしれません。
もし車でアクセスするのであれば、時間に余裕を持たせることをおすすめします。
東寺にも駐車場はあります。
約50台駐車できますが、紅葉や桜などライトアップが行われる観光シーズンにかかると、あっという間に満車になってしまいます。
さらに駐車場の料金は最初2時間きざみであり、少し値段が高いという難点もあります(2時間以降は1時間きざみ)。
また、東寺では毎月21日に「弘法市」という縁日が行われます。
この日は駐車場が閉鎖されるため使えません。
満車の時や弘法市の時には近くの有料駐車場を利用する必要があります。
ですので、東寺の紅葉を見に行く場合はできるだけ公共交通機関を利用したほうが、駐車場の心配も少なく、スムーズに観光が楽しめます。
特に電車でのアクセスがおすすめです。
公共交通機関でのアクセス
- 近鉄「東寺」下車、徒歩約10分
- 市バス「東寺東門前」下車、すぐ
- JR「京都駅」下車、徒歩約15分
まとめ
今回は、東寺の2019年紅葉見頃の時期、混雑は?ライトアップは三脚OK?アクセスもについてまとめました。
- 紅葉時期は、11月中旬から12月上旬。
- ライトアップはありません。
- 平日土日ともに混雑し、特に見頃に近づくにつれて土日祝日は混雑しやすい傾向があります。できるなら平日で、閉門間際の時間なら混雑を回避できるかもしれません。
- 五重塔特別拝観の開催時期はさらに混雑が予想されます。
- 境内のライトアップと金堂・講堂の夜間特別拝観が行われます。
- 今のところ、ライトアップ含めて三脚の使用が禁止されていないようです!
- 駐車場は観光シーズンは満車になる可能性が高いので公共交通機関を利用しましょう。電車・バスともアクセスのいい場所です。
混雑には注意が必要ですが、東寺の紅葉をぜひ堪能してくださいね。
<真言宗総本山 東寺 (教王護国寺)>
住所 〒601-8473 京都市南区九条町1番地
TEL 075-691-3325
拝観時間 金堂、講堂:午前8時〜午後5時(午後4時30分 受付終了)
宝物館、観智院:午前9時〜午後5時(午後4時30分 受付終了)
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