高畑勲展は、戦後の日本のアニメーションの基礎を築いた監督・高畑勲さん(1935~2018)の業績を総覧する初の回顧展。
生前から企画はスタートしていたそうですが、亡くなられたことで追悼展としての意味合いも出てきました。
2019年7月2日から東京国立近代美術館で開催されています。
誰もが知っている「アルプスの少女ハイジ」や「赤毛のアン」、「火垂るの墓」などを手がけてきた日本のアニメーション映画界を代表する高畑勲監督の展覧会なので、幅広い世代の方が訪れると予想されます。
そこで今回は、高畑勲展の混雑状況は?音声ガイドや図録とグッズの感想もまとめていきます。
<高畑勲展 開催概要>
高畑勲展─日本のアニメーションに遺したもの Takahata Isao: A Legend in Japanese Animation
会場 東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー
(〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1)
会期 2019年7月2日(火)~10月6日(日)
休館日 月曜日(ただし7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)、9月17日(火)、9月24日(火)
開館時間 10:00-17:00(金、土曜日は21:00まで)※入館は閉館30分前まで
主催 東京国立近代美術館、NHK、NHKプロモーション
企画協力 スタジオジブリ
協力 (公財)徳間記念アニメーション文化財団
協賛 凸版印刷、西武造園
お問い合わせ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
2020年春には岡山で巡回開催が予定されています。
高畑勲監督の育った地であることが関係していると思われます。
巡回予定 2020年4月10日(金)~5月24日(日)
会場 岡山県立美術館
主催 岡山県立美術館、山陽新聞社
高畑勲展の混雑状況は?
平日の混雑状況
平日の東京国立近代美術館の混雑状況ですが、大きな混雑はなさそうです。
ただ注意が必要なのは、展覧会は会期末が近づいてくると平日でも混雑する傾向があることです。
入館をスムーズにするために、前売り券や当日券でもいいので予めチケットを買っていくのもおすすめです。
また、会期中に夏休み期間が重なっているので、狙い目は 9月頃の平日や7月初旬の平日などが良さそうですね。
金曜・土曜は21時まで(入館は20時30分まで)の夜間開館もありますのでぜひ利用したいところです。
休日・祝日の混雑状況
休日や祝日の東京国立近代美術館の混雑状況ですが、混雑に波がある印象です。
混雑するときもあれば、しないときもあると行った感じです。
チケット発券所も混雑する可能性が高いのでチケットは事前に買っていくのがおすすめです。
平日と同様に展覧会は会期末が近づいてくると混雑する傾向があるのでできるだけ早めに行くよう計画すると良いです。
音声ガイドは?
高畑勲展の会場内では音声ガイド(550円)が用意されています。
担当するのは俳優の中川大志さん。
日本アニメーションの黎明期を描く連続テレビ小説『なつぞら』(NHK)に坂場一久役で出演中の若手俳優です。
中川さんは「自分たちが当たり前のように目にしていた作品が、どんな思いで、どんな苦悩を経て、どんな手法で作られていたのかを知ることができる貴重な機会です。日本のアニメーションの歴史でもある『高畑さんの人生』を存分に楽しめる音声ガイド、ぜひお楽しみください」とメッセージを寄せています。
音声ガイドでは、高畑監督と時代を共にした仲間たちのインタビューも交えて案内しています。
インタビューに登場するのは、アニメーターの大塚康生さん、アニメーター・キャラクターデザイナーの小田部羊一さん、監督・アニメーターの友永和秀さん、美術家の男鹿和雄さん、美術家の山本二三さんら高畑勲監督と関係の深いクリエーターの方々です。
当時の現場の雰囲気が伝わるようで、展示をより楽しめますね。
図録やグッズの感想は?
高畑勲展ショップでは図録が販売されています。
作品の企画書や本人のメモ、絵などを紹介した256ページという充実の内容で価格は2300円(税込)となっています。
図録に載っている作品には展示以上の説明が書いてあって買いだという感想も聞かれます。
ファンなら絶対に欲しい一冊ですね!
他にもショップでは高畑勲監督作品のグッズや、会場限定グッズがあるようです。
「パンダコパンダ」「アルプスの少女ハイジ」など古い作品のグッズもたくさんあるようなので、好きな作品がある人はぜひチェックしましょう!
ショップ内は空いていてすぐに入って購入できたという声もありました。
会期末が近づいて会場が混むとショップも混んだりグッズの売り切れも予想されます。
早めに行ってみましょう!
まとめ
高畑勲展の混雑状況は?音声ガイドや図録とグッズの感想もまとめてきました。
世界に誇る日本のアニメーションを作ってきた監督の功績を一堂に見られるチャンス、夏休みでもあるので子供さんも一緒にぜひ行ってみてくださいね。
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